ルイポス茶とは
ルイポス茶とは、南アフリカ原産のルイボスという植物の葉や茎を発酵させて作られるハーブティーです。赤茶色の美しい色合いと甘く芳醇な香りが特徴です。カフェインやタンニンが含まれていないので、妊娠中や授乳中の方、小さなお子様でも安心して飲めます。また、ポリフェノールやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれており、美容や健康にも良いと言われています1。
ルイポス茶の魅力
ルイポス茶はほのかな甘味を感じる爽やかな味わいで、ホットでもアイスでも飲みやすいお茶です。紅茶によく似た赤褐色をしていますが、渋みはほとんどありません。調理の味を邪魔しないので、和食から洋食、スイーツなど幅広い料理と合わせやすく、口の中をさっぱりとさせてくれます。また、ノンカフェインというのも大きな魅力のひとつ。人工的にカフェインを取り除くデカフェではなく、ルイボスそのものにカフェインが含まれていないので、小さなお子様や妊娠中の方でも飲むことができます。胃に負担をかけたくない方や、お休み前のリラックスタイム、夏場の水分補給などにもおすすめですよ。
ルイポス茶の種類
ルイポス茶はふたつの種類に分けられます。それは発酵させた「レッドルイボスティー」と発酵させない「グリーンルイボスティー」です。これらふたつの違いは発酵の有無で、発酵させることで色や香りが変化します。また、さまざまなフレーバーをブレンドした「フレーバールイボスティー」もあり、近年人気を集めています。
- レッドルイボスティー 濃い赤褐色で豊かな香りと旨味があり、ほのかな甘味も感じます。ストレートでいただくのはもちろん、ミルクティーにするのもおすすめです。生産量が多く価格も手頃なので、手に入りやすいのも魅力です。
- グリーンルイボスティー 薄い黄緑色でクセが少なくすっきりとした味わいなので、ストレートでお茶本来の風味を楽しむのがおすすめです。レッドルイボスティーより高価になる傾向がありますが、これは茶葉を発酵させないように管理するのにとても手間がかかるという理由があります。
- フレーバールイボスティー ルイボスティーにさまざまなフレーバーをブレンドして作られます。レモンやグレープフルーツなどの爽やかな香りから、ベリーやキャラメルなどの甘い香りまで、豊富なバリエーションを楽しむことができます。ご自宅用としてはもちろん、ギフトとしても人気があります。
ルイポス茶のおすすめの飲み方
ルイポス茶はストレートでいただくイメージが強いですが、原産国である南アフリカではミルクティーにするのが一般的な飲み方です。クセの少ない味わいなのでさまざまな食材と相性がよく、手軽にアレンジをお楽しみいただけますよ。いくつか例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ミルクティー ミルクを少し加えると、ストレートとは全く違うまろやかな風味を楽しむことができます。砂糖やはちみつを加えて、お好みの甘さでお召し上がりください。
- レモンティー レモンを加えるとすっきりと爽やかな風味になり、ルイポス茶が苦手な方でも飲みやすくなります。
- ハニージンジャーティー 生姜とはちみつを加えると、香り高くリッチな風味に仕上がります。お休み前のリラックスタイムになどにおすすめですよ。
- ジャムを加えて クセの少ないルイポス茶は、マーマレードやいちご、ブルーベリーなどさまざまなジャムと相性抜群。ほんのりと甘くフルーティーな風味を楽しむことができますよ。
まとめ
ルイポス茶とは、南アフリカ原産のルイボスという植物から作られるハーブティーです。カフェインやタンニンが含まれていないので、誰でも安心して飲めます。また、ポリフェノールやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれており、美容や健康にも良いと言われています。ほのかな甘味と爽やかな味わいで、ストレートやミルクティーなど様々な飲み方を楽しむことができます。ぜひ一度お試しくださいね。
